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ご挨拶

 令和3年度に入り新型コロナウイルスの感染拡大は収まらず、日本で予定されているスポーツイベントは、開催の可否や開催の場合は、どんな形で運営すれば良いのか各スポーツ団体も苦慮されていることだとお察し申し上げます。

 東京オリンピック・パラリンピックの開幕が迫る中、我々、県小中学校体育連盟行事は、児童生徒の健康・安全を第一に考えると共に社会情勢を鑑みながら、各関係団体や県教育委員会と相談しながら実施の可否を判断して参ります。積極的にスポーツ等に取り組んできた児童生徒達の夢の実現のためにも感染対策を講じながら可能な限り実施する方向で考えております。

 我が国における部活動の歴史は古く、始まりは明治時代の学校制度発足にまで遡り、学校教育の一環として今日までその歴史を刻んできました。この間、スポーツや文化、科学等に興味・関心のある同好の生徒が参加し、顧問をはじめとした関係者の指導の下、向上心や責任感・連帯感の涵養に資するなど重要な役割を担ってきました。そして、異年齢の児童生徒同士や、教師との好ましい人間関係の構築を図ったり、児童生徒自身が活動を通して自己肯定感を高めたりするなど、生徒の人格形成や健全育成に貢献してきたことも事実です。

 しかし、近年における少子化の進展や社会・経済の変化により、教育に関わる課題が複雑化・多様化し、学校や教師の努力だけでは解決困難なケースも増えています。運動部活動においても様々な課題が山積し、学校によっては少子化や指導者不足等の影響により、存続の危機にまで発展しているケースも見られます。

 子どもたちが、生涯にわたって運動やスポーツに親しむことができるよう、「教科体育の充実」はもとより、運動部活動がその基盤として持続可能なものとするためにも、「今後の運動部活動の在り方」に関する、抜本的な改革に国が動き始めています。

 このような中、昨年1月に本県において「豊かな人間性と生きる力を育む運動部活動の在り方を目指して」を研究主題とし、第36回(公財)日本中学校体育連盟研究大会千葉大会を開催いたしました。全国各地から、400名を越える運動部活動指導者及び中学校体育連盟の運営に関わる方々が一堂に会し、当面する諸課題の解決や新しい時代の運動部活動の方向性について、講演やシンポジウムによる貴重な提言や提案そして、分科会の研究協議を通して大いに研鑽を深めたところです。本連盟といたしましても、千葉大会の成果を十分生かし、二大目標とする「スポーツの普及発展と競技力の向上」「学校体育の充実発展」に向けて、県内の19支部・19専門部及び研究部との連携強化を図りながら、より効果的な事業運営に努めて参る所存です。

 そして、新型コロナウイルスのワクチン接種が児童生徒になされ、一日も早く事態が収束し今まで以上にスポーツで元気な日本が戻ってくる日に望みを持ち、千葉県発展のためにハードワークして参りたいと思っております。

 結びに、千葉県教育委員会をはじめ関係各位の皆様には、これまで以上のご支援・ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。